新クリコン・・・136kHz帯
BPFを入れ替え、136kHz帯の新クリコンが完成しました。2pFの2個を直列にしていた結合コンデンサーCcは、1pF一個に交換しました。実測で、0.75pFでした。HFアンテナをローディングコイル(右側に見えている)で136kHzに共振させ、試験受信中です。最終的な回路図です。実装後の特性です。中心周波数136.75kHzから10kHz離れると20dB以上の減衰です。さすがに20dBを超える減衰が...
View Article新クリコンは使用不能
4月17日にご紹介した新クリコンは、使用不能でした。原因は、高インピーダンスで動作している10mHのコイルが、周りの静電ノイズを拾い、これがクリコンの内部雑音となり、136kHz帯の信号を隠してしまいます。使用不能の結論です。調査中、コイルに手を近づけただけで、親受信機の受信出力が増大しました。クリコンの入力VRをゼロにしても、常に内部雑音が聴こえます。...
View ArticleFCZコイルを使わないBPF・・・475kHz編
475kHz帯のBPFをFCZコイルを使わないで、考えたいと思います。FCZ-455Mは、185pFのコンデンサーを内蔵していますので、コアの調整により、L=605μHにすると、475kHzに共振します。実際には、1000μHくらいまで設定できます。このことから、市販の1mHのコイルを使って、これを実現したいと思います。手元にあったのは、2種類でした。上の2個(黒色)は、秋月で入手したコイルです。電...
View Article新BPF・・・475kHz用
手持ちの部品で試作してみました。LCの並列共振回路方式は、インピーダンスが高いため、ノイズを拾う場合がありますので、直列共振方式の低インピーダンス回路としました。秋月通商で入手した1mH(0.6A)のコイルを使いました。L=0.945H、損失抵抗=92.5Ω、分布容量C=16pFです。以下に計算を示します。1 F=475.5kHzに共振するCは C=112÷0.945≒119pF2...
View ArticleFCZコイルを使わないBPF完成
136kHz、475kHz帯の両BPFの試作を完了したので、ケースに合体させました。ケース内の上段ユニットが、136kHz帯用、下段が475kHz帯用のBPFです。接続を間違えないようにします。これを併用することにより、コンバーター内蔵のBPFの特性が合成され、より良い特性が得られます。
View Article昔のラジオ
話題がコロッと変わりまして、古いラジオのお話です。 いつも、訪問いただいているJA3TVFこと[ひょうたん閑話]さんは、475kHz帯のJA3エリアで最初の免許を取得され、700kmを超えるCW交信を成功されていますが、和歌山県で「生石ラジオ館」(おいしラジオ館)を運営され、秘蔵の多くのビンティージラジオを一般公開されています。URL :...
View Article組み立てキット
私のお宝の一つ・・・「ラジオの組み立てキット」をご紹介します。これです。そうです、未開封です。平成8年に入手以来、これを木箱に入れて保管しています。大きさは、横44×高さ25×幅20cm、5.7kgです。封印には JR KITS...
View Article最低?の乗客数!!
小笠原村の友人から、最新の情報をいただきました。今日、東京を出港したおがさわら丸の乗船客は、67名とのこと。定員の10分の1以下。私の知る限り、最小の人数です。例年、この時期(GWの後半)は少ないとは言え、100~200名は乗船するのですが。これでは、船内レストランも商売にならないでしょう。今日のおが丸は、明5日11時半に父島到着、約3時間後に父島にサヨナラし、東京へ向かいます。着発便と呼んでいます...
View Articleアンテナ系の静電容量等の確認
過去5回の父島での運用データを精査して、475kHz帯の申請で必要な事項を再確認しています。まずは、アンテナ系の静電容量データについて、分析してみました。概要を下図に示します。①アンテナの理論的静電容量は、442pFですが、この計算が最初の計算になります。②アンテナエレメントとアース間の静電容量は、RE-5000で測定しました。...
View Article微調整用コイルの製作
136kHzに使っているコイル・・・自称、巨大コイルを475kHzの運用に使うことにしました。理由は、線材の耐圧がリッツ線より高いと思われるからです。1000V耐圧、リッツ線は不明。...
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